オペアンプの定義
オペアンプ(操作増幅器)とは、様々な電子回路で使用される高電圧利得を持つ直流結合型の電圧増幅器です。

動作原理
オペアンプはオープンループ動作において、2つの入力信号の差、つまり差動入力電圧を増幅します。

クローズドループ動作
クローズドループモードでは、出力信号を制御するためにフィードバックが導入され、発振器には正のフィードバック、増幅器には負のフィードバックが使用されます。
オペアンプの特性
無限大の電圧利得(最大出力を得るため)
無限大の入力抵抗(これによりほとんどどんなソースでも駆動可能)
ゼロの出力抵抗(負荷電流の変化による出力の変化がない)
無限大の帯域幅
ゼロのノイズ
ゼロの電源抑制比(PSSR = 0)
無限大の共通モード拒否比(CMMR = ∞)
オペアンプの応用
オペアンプは信頼性と効率性から、増幅器、バッファ、加算回路、微分回路、積分回路など多くの応用に使用されます。