| ブランド | Switchgear parts |
| モデル番号 | 真空浸渍シート加工カバー板 |
| 製品タイプ | FR4 |
| シリーズ | RN |
真空浸渍シート加工カバー板は、真空浸漬技術を使用して作成された一種のカバー板で、通常、優れた電気的、機械的、加工特性を持っています。以下にその詳細な紹介を行います。
材料と工程
材料:真空浸渍シート加工カバー板は通常、ガラス繊維布、ガラス糸、ガラスフェルトなどの繊維織物を強化材として使用し、エポキシ樹脂を基体樹脂とし、酸無水物、タフニング剤、促進剤などの添加剤を加えています。繊維含有量は一般的に40%〜70%であり、この材料の組み合わせにより、カバー板は良好な絶縁性能と機械的な強度を持つことができます。
製造工程:一般的な生産過程には、切断、積層、成形、真空浸漬用樹脂の準備、低圧真空浸漬、金型内での初期硬化、脱型、後処理硬化、そして完成品の包装が含まれます。まず、樹脂の各成分を混合・脱気缶に加えて、一定の温度と真空度で攪拌・脱気を行い、真空浸漬用樹脂を調製します。次に、切断した繊維織物のブランクを金型に積層し、金型を予熱し、低圧真空下で真空浸漬用樹脂を金型に注入して繊維織物を完全に浸透させます。最後に、初期硬化、脱型、および後処理硬化工程を経て、真空浸漬シート加工カバー板が得られます。
性能特性
優れた電気的性能:真空浸漬技術を使用しているため、カバー板内の空気隙間の含有率は低く、通常0.5%未満であり、これにより優れた絶縁性能、高電圧耐性、優れた部分放電特性を持ち、高い電界強度下でも安定して動作することができます。
高い機械的強度:繊維織物と樹脂の良い組み合わせにより、カバー板は高い機械的強度を持ち、機械的な衝撃や疲労などに耐え、一定の外力を受けても容易に変形したり破損したりしません。
優れた加工性能:真空浸漬合板は優れた加工性能を持ち、ドリリング、切断、研磨などの加工方法を通じて様々な形状やサイズのカバー板に加工され、異なる使用ニーズに対応することができます。
優れた耐熱性と耐湿性:このカバー板は優れた耐熱性を持ち、一定の高温環境下でも安定した性能を維持することができます。また、耐湿性も高く、湿度の高い環境にも影響を受けにくいため、様々な環境条件下での使用に適しています。
応用分野
電気設備の分野では、真空浸漬ゴムシート加工カバー板は、高電圧スイッチギア、トランスフォーマー、変圧器などの電気設備において、絶縁隔壁、カバー板などの部品として使用され、内部の部品を絶縁保護することができます。
金型の分野では、プラスチック金型や射出成形金型などにおいて、絶縁板として使用され、機械的な摩耗を防ぎ、金型設備の予熱サイクル時間を短縮し、金型内での熱分布を均一に保つことにより、金型の性能を向上させることができます。
注:図面によるカスタマイズが可能です