| ブランド | Switchgear parts |
| モデル番号 | 252kVおよび363kV主母線用三相ボウル絶縁子 |
| 定格電圧 | 363kV |
| シリーズ | RN |
252kV/363kV GIS装置で使用される三相ボウル絶縁体(主母線用)は、高電圧ガス絶縁開閉装置の核心部品であり、その設計は高電圧レベル下での絶縁性、機械的特性、環境適応性の要件を満たさなければならない。以下に包括的な技術分析を行う。
1、設計特徴と最適化
構造設計
三相共箱構造を採用し、ボウル絶縁体の幾何形状(例えば凹曲率半径)を最適化することで電界歪みを減少させ、三相間の電界均一性を20%以上向上させる
伝統的な金属シールドリング(例えば252kV製品)を廃止し、SF6ガス消費量を15%削減し、局所放電リスクを回避する
材料と工程
エポキシ樹脂複合材料にアルミナまたはチタン酸化物充填剤を添加し、誘電率勾配(ε=3.98-14.58)を設計し、走電電圧を13.8%増加させる
3Dプリントと真空鋳造技術を組み合わせて複雑な誘電体構造を実現し、定格圧力水圧試験における機械強度が1.5倍を満たす
2、性能パラメータと検証
電気的性能
252kV製品の商用周波数耐電圧230kV、雷衝撃耐電圧550kV;363kV製品の商用周波数耐電圧300kV、雷衝撃耐電圧800kV
局所放電容量≤ 5pC、金属異物存在下でも走電電圧が6.7%増加する
機械的性能
最大変形≤ 0.45mm、界面ストレスが70MPa以下、油圧破壊試験により確認済み
3、典型的な応用と故障分析
応用シナリオ
252kV/363kV GIS主母線接続、都市変電所、工業電力供給システム(自動車製造工場、モーター製造業など)
分離開閉器(例:GW22B-363D型)および接地開閉器(例:JW10-550型)と共に使用される
故障統計
252kV GIS故障における異物による放電が全体の29%を占め、稼働5年未満の設備の故障率は89%に達する
低電位領域に金属粉が配置された場合、破壊リスクが顕著に増大し、砂粒による局所放電が最も高い
注:図面に基づくカスタマイズが可能です