誘導電圧調整器の主な特徴について説明
インダクション電圧調整器は、三相交流タイプと単相タイプに分類されます。三相インダクション電圧調整器の構造は、三相巻線子誘導電動機のそれに似ています。主な違いは、インダクション電圧調整器のロータの回転範囲が制限されており、スタータとロータの巻線が相互接続されていることです。三相インダクション電圧調整器の内部配線図は図2-28(a)に示されており、これは一相のみを示しています。三相交流電力をインダクション電圧調整器のスタータに供給すると、スタータとロータ間のエアギャップで回転磁界が生成されます。この回転磁界はスタータ巻線を切ってスタータ起電力、およびロータ巻線を切ってロータ起電力を誘導します。ロータでの誘導起電力の位相は一定ですが、スタータでの誘導起電力の位相はロータの回転によって変わります。スタータとロータの巻線が接続されているため、出力電圧はスタータとロータの誘導電圧の合計となります。スタータ電圧の位相はロータの回転によって変化するため、総出力電圧の大きさもそれに応じて変化し、これにより電圧調整が実現されます。この原理は図1に示されています。図1に示すように、スタータ起電力とロータ起電