コンデンサが直列または並列に接続されている場合、等価値を計算するための式はコンデンサの接続構成によって異なります。
並列接続されたコンデンサの等価値計算
コンデンサが並列に接続されている場合、全等価容量 Ctotal は個々の容量の合計です。式は以下の通りです: C total=C1+C2+⋯+Cn ここで C1 ,C2 ,…,Cn は並列に接続されたコンデンサの容量を表します。
直列接続されたコンデンサの等価値計算
コンデンサが直列に接続されている場合、全等価容量 Ctotal の逆数は個々の容量の逆数の合計に等しいです。式は以下の通りです:

便宜上、これを以下のように書き換えることができます

または、2つのコンデンサが直列に接続されている場合は、以下のように簡略化できます

これらの式は、回路を分析する際に等価容量を決定するのに役立ちます。直列接続では、全等価容量は常に個々の容量よりも小さくなります。一方、並列接続では、全等価容量は常に個々の容量よりも大きくなります。