屋内用高圧真空負荷開閉器

製品概要

 屋内AC高圧真空負荷開閉器（以下、負荷開閉器と呼ぶ）は、三相交流50Hz、12kVの電源ネットワークに適しており、負荷電流を切断し、短絡電流を閉じることができます。この製品は手動およびモータ操作機構を装備でき、特に条件が厳しい場所、長期間のメンテナンスサイクル、頻繁な操作が必要な場所に適しています。
真空負荷開閉器-ヒューズ組み合わせ装置（以下、組み合わせ装置と呼ぶ）FZRN25A-12(D)/T200-31.5は、短絡保護のために短絡電流を切断することができます。この製品にはトリッピング機構があり、インパクト機構付きのヒューズを装備しており、過負荷電流または短絡電流が通過するとヒューズがブローされ、インパクト機構がトリッピング装置を打撃して負荷開閉器を自動的に開放し、相欠損運転を避けることができます。

主な特徴

• 高効率のアーク消去と切断能力：真空遮断器の高い絶縁強度と迅速なアーク消去特性を活用することで、アークを素早く消去し、負荷電流、過負荷電流、さらには一定の条件下では短絡電流を確実に切断することができます。これにより、接触部のアークによる摩耗が大幅に減少し、設備の電気的寿命が延びます。例えば、頻繁に操作される配電システムでは、安定した回路切り替え操作を行うことができ、故障の可能性を減らします。

• 高い絶縁性能：真空環境自体が非常に高い絶縁性能を持っています。それに加えて合理的な絶縁構造設計により、屋内AC高圧真空負荷遮断開閉器は高電圧環境で信頼性を持って動作し、相間および相対地間の短絡を効果的に防止し、電力システムの安全性と安定性を確保します。

• 高速切り替え：先進的な操作機構を装備しており、切り替え時間が短い高速切り替え操作を達成することができます。故障回路を素早く隔離し、故障がシステムに与える影響を減らすことができます。例えば、短絡故障が発生した場合、素早く回路を切断し、短絡電流の持続時間を制限し、設備の損傷リスクを低減することができます。

技術的仕様

 動作環境条件

• 周囲空気温度：最大+40℃、最小-10℃

• 標高：1000m以下

• 相対湿度：日平均95%以下、月平均90%以下

• 地震烈度：8度未満

• 周囲の空気は腐食性、可燃性ガス、水蒸気その他の有害ガスによる汚染がないこと