前面板の配線が見える部分:手動で配線を行う場合(テンプレートや型を使用しない場合)、配線は直線的で整然とし、取り付け面に密着し、合理的なルーティングを行い、接続が堅牢でメンテナンスを容易に行えるようにしなければなりません。

配線チャネルは可能な限り最小限に抑えるべきです。同じチャネル内では、主回路と制御回路の導体をグループ化し、単層平行密集配置または束ねて、取り付け面に密着させる必要があります。
導体の長さは可能な限り短くするべきです。水平空中スパンは許可されます。例えば、2つのコイル端子間または主接触端子間で、ある程度の余裕を持たせた場合、そのような導体は取り付け面に密着させる必要はありません。
同一平面上の導体は同じ高さまたは深さに揃えられ、交差してはなりません。交差が避けられない場合は、水平空中スパンを使用することが可能です。ただし、合理的なルーティングであることが条件です。
配線は水平にレベルよく垂直に直線的でなければならず、方向変更は90°角で行う必要があります。
上部と下部の接触点が垂直に並んでいない場合、斜めの配線は使用してはなりません。
導体を端子台またはスタッドに接続する際には、絶縁層がつぶれないようにし、逆ループは禁止され、露出した銅線は1mmを超えてはなりません。また、同一コンポーネントまたは同一回路の異なる接続点間の導体間隔は一定でなければなりません。
電気部品の一つの端子に接続される導体は2本までとします。通常、端子台の一つの端子セグメントにつき1本の導体のみが許可されます。
配線中に導体の芯線および絶縁体が損傷しないようにしなければなりません。
異なる断面積の導体を使用する場合、断面積の大きいものは下層に、小さいものは上層に配置する必要があります。
複数の導体(主電源回路)を配線する場合、全体が同じ水平または垂直平面に配置されるようにしなければなりません。
配線が簡単な場合は、コーディングスリーブを省略することができます。
配線色コード:
保護接地(PE)導体は緑黄色でなければなりません。
電力回路の中性線(N)および中点線(M)導体は淡青色でなければなりません。
交流または直流電力回路には黒色の導体を使用します。
交流制御回路には赤色の導体を使用します。
直流制御回路には青色の導体を使用します。
外部制御回路が切断されたときに通電する制御回路の連鎖導体はオレンジ色または黄色を使用します。
保護導体に接続される回路には白色の導体を使用します。